2019年5月20日
平成31年度事業計画
国内人口の減少や農村等の地域経済の縮小、経済の更なるグローバル化が進む中、国、県では、地域の基幹産業である農業の生産性を高めるため、AI・IoT等を活用したスマート農業の実現、農地中間管理機構の機能強化による農地の集約・集積化等の取組を推進している。
このような状況の下、我々会員は農業経営の発展を図りつつ、安心・安全な食材の安定供給、地域社会貢献など、農業法人としての社会的役割を発揮すべく種々の活動に取り組むこととする。
具体的には、各種セミナー等へ積極的に参加し、消費者との交流を図るとともに、現地交流会や県外優良事例視察交流会を実施し、多角的な情報収集と幅広い交流を図る。また、国・県などの各種担い手支援施策や農地中間管理機構を積極的に活用しつつ、人・農地プランの作成や検討への積極的な参画・協力等を通じて農業及び農業法人のPR活動、地域農業後継者の育成、県農業施策への提言などに積極的に取り組む。併せて、組織の拡大・発展を図るため、会員の拡大に取り組むとともに、(公社)日本農業法人協会の「組織内支部」としての活動を展開する。
1 会議の開催
(1) 通常総会:平成31年4月23日(火)・神戸市中央区 ラッセホール
(2) 役員会:必要に応じて開催
2 経営セミナーの開催
(1) 期 日:平成31年4月23日(火)
(2) 役員会:神戸市中央区・ラッセホール
(3) 内 容
ア 記念講演
演題 「世界の食料市場の現状から見た日本農業ビジネスの将来戦略について」
講師 吉田 誠 氏
神戸山手大学 現代社会学部観光学科 教授
(株)ケーツコミュニケーションズ アグリビジネス部門 プロジェクトマネージャー
イ 関係機関からの情報提供
ウ 賛助会員からの広報宣伝
エ 意見交換会
3 「まるごと兵庫農業法人フェアー」の開催
(1) 第41回県民農林漁業祭への出展参加
ア 日時:平成31年10月19日(土)~20日(日)
イ 場所:明石市・県立明石公園
ウ 内容:兵庫県農業法人協会としてブースを設け、農産物・加工品等展示即売し消費者らと交流を図る。
4 農業法人交流会の開催等
(1) 農業法人県外優良事例視察交流会の開催
ア 期 日:平成31年11月
イ 場 所:未定(愛知県及び静岡県方面)
(2) 農業法人現地交流会の開催について
ア 日 時:平成32年1月
イ 場所未定(淡路地域)
(3) 近畿府県農業法人組織現地交流会の開催
ア 日 時:平成32年1月
イ 場 所:未定(奈良県)
5 農業人材確保・雇用研修の推進
(1) 県立農業大学校及び県立農業高校での雇用就農相談会の開催
ア 期 日:平成31年6月ごろ
イ 場 所:県立農業大学及び県立農業高等学校
ウ 対 象:雇用就農を希望する学生
(2) 農業法人フェア、就農希望者向けセミナー相談会(ひょうご就農支援センター主催)
へ参加し、就農希望者等の人材確保に努める。
(3) 農の雇用事業(兵庫県農業会議実施)等、国、県の補助事業を積極的に活用し、新規就農希望者を研修受入あるいは雇用して、農業後継者の育成を図る。
6 経営診断士等のあっせん
会員が、自己の経営に係る個別診断・アドバイスを必要とする場合、要請に応じて専門家を紹介あっせんする。この場合、兵庫県農業会議など関係機関の協力を要請する。
7 情報提供・PR出展
(1) 本会ホームページからの活動状況、新着情報の発信
(2) 本会員による県立農業大学での講義
ア 日 時:平成32年1月~2月
イ 受講生:1年生
ウ 講 師:本会会員
エ 内 容:経営、業務、人事等、法人の運営全般
(3) 法人の経営・技術や全国の農業法人経営者の動向等に係る情報・資料を
配付する。
8 要望活動
県農業施策に対する要望等を実施する。(平成31年7月頃)
9 会員の拡大
組織の拡大・発展を図るため、会員の入会勧誘に積極的に取り組む。
10 (公社)日本農業法人協会の事業への派遣・参加及び支部活動の実施
(1) 都道府県組織会長会議
平成31年5月28日(火)東京都
平成32年2月12日(水)東京都
(2) 日本農業法人協会総会・夏季セミナー
平成31年6月13日(木)~14日(金)東京都
(3) 第6回次世代農業サミット
平成31年7月1日(月) 京都府
(4) 第7回次世代農業サミット
平成32年2月18日(水) 福岡県
(5) 全国農業法人春季大会・20周年記念式典・春季セミナー
平成32年3月上旬 東京都
11 兵庫県農業活性化協議会等各種協議会への参画
兵庫県農林水産政策審議会、兵庫県農業活性化協議会、兵庫県農業経営法人化推進協議会、「農」のイノベーションひょうご推進協議会、兵庫県奨励品審査会監事会等へ理事等を派遣し、運営に参画する。